中国の顧玉婷選手。陳夢選手とほぼ同世代の選手です。
最近名前を聞かなかったのですが、2021年に引退し、2022年に結婚したそうです。
その顧玉婷選手がフォアハンドドライブのときのグリップについて語っています。
動画を47秒からご覧ください。
語っている内容はこちら。
其实我们握板的时候
首先要
用你的手掌这个地方去握住球拍
然后在拉球的一瞬间是要用大拇指和食指去发力的
这样很好的能控制我们的弧线长短还有我们的速度
是一种制动的感觉
然后这样会很好的去控制对方来球的旋转
deeplで翻訳しました。一部改編しています。
実際、ボードを握るとき
まず第一に
手のひらでラケットを握ります。
そして、ドライブをかける*1ときは、親指と人さし指で力を加えることです。
これは、弧の長さとスピードをコントロールするのに有効な方法です。
一種のブレーキ感覚です
これで、ボールのスピンをコントロールすることができます。
顧玉婷選手は、フォアハンドドライブに関しては親指~人さし指派ですね。
両方の指で力を加えてボールのスピンをコントロールし、それによって弧線の長さとスピードをコントロールするということでしょうか。
一つ興味を引いたのが、最初に手のひらでラケットを握ると語っていることです。
シェークハンドラケットを握る場合は、まず親指と人さし指でラケットのブレードを挟むように握ると指導する人が大半です。
しかし、顧玉婷選手の場合、最初に手のひらでラケットを握ると語っていることが印象的です。
*1:「拉球」はドライブをかけるという意味です。「世界最強 中国卓球の秘密」(卓球王国出版、偉関晴光監修)より。