TTmemorandumのブログ

卓球上達のためのヒントを提供します

卓球における戦い方(10)ゲーム間のインターバルの使い方

ゲーム終了から次のゲームまでのインターバルには、以下の2つを行います。

得点パターン、失点パターンを確認する

まずは、自分の得点パターンと失点パターンとを明らかにします。
特に、「だれがだれに何をしているのか」を明らかにします。 ttmemorandum.hatenablog.jp

できることなら、ベンチコーチなどの第三者の力を活用しましょう。
Rallysに掲載されている吉村和弘選手の言葉を参照ください。

ベンチコーチには、メンタルのことを言われるよりも、“冷静に現状を教えてもらえること”が理想です。『相手が嫌がること』『自分が得点しているパターン』『失点しているパターン』この3つをわかりやすく短く単語単語で教えてくれること。

【卓球】吉村和弘「メンタルは過去最高点」4つの視点で振り返る世界卓球 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

することを決める

自分の得点パターン、失点パターン(+相手の嫌がること*1)を確認できたら、自分が何をするかを決めます。

基本的には以下の通りです。

  • 得点パターンは使い続ける。
  • 失点パターンは避ける。または、相手がそのパターンを使ってくることを待って対応する。*2

失点パターンへの対応方法は、自分の手持ちの戦い方の中から選びます。検討漏れを防ぐため、予め、対戦相手の戦型別に自分の戦い方を紙に書いておき、その中から戦い方を選んでもよいです。

最後に、最初のサーブ番、レシーブ番で何をするかを決めて、次のゲームに向かいます。

*1:相手の嫌がることをして問題になるのは、相手の嫌がることをするのが難しい場合、相手の嫌がることをした結果が自分の処理しにくい返球になる場合などでしょう。これらについては、別の機会に記載したいと思います。

*2:失点パターンへの対応方法を考えるとき、避けるだけor待って対応するだけのどちらかになる人がいます。両方を候補に入れた上で、何をするかを決めましょう。