ここまで、ゲームの進行に応じて自分がどのように対応するかを記載してきました。
この後は、基本的には、
- 自分が有利になれば、戦い方を変えずに押し切る。
- 自分が不利になれば、戦い方を変える。
でよいと思います。*1
どのようにラリーを積み重ねるか
ここで少し視点を変えて、少し長いスパンでの戦い方について記載します。これは、2回目の話「卓球における戦い方(2)打球に着目した戦い方の分類 - TTmemorandumのブログ」の「3.ラリー間の打球orパターンの組み合わせで点を取る」に関連します。
卓球の場合、ポイントの積み重ねによってゲームの結果が決まり、ゲームの結果の積み重ねによってマッチ(1試合)の結果、つまり勝ち負けが決まります。そして、1ポイントのために、ラリーが行われます。*2
つまり、試合は、ラリーの積み重ねによって構成されます。そして、ラリーを積み重ねながら、自分も相手も対戦相手(自分にとっては相手、相手にとっては自分)について学習します。
ここで、有効なラリーの積み重ね方を「学習」という観点でまとめてみます。特に、自分の技術・球質・戦い方等を相手が学習し、対応する点に着目すると、戦い方を次のように分類できるでしょう。
- (相手に)学習させない
- (相手に)学習させて逆を突く
- (相手に)学習されても押し切る
それぞれの詳細は次回以降に記載します。