試合をより有利に進めるため、1ゲーム目は是が非でも取りたいものです。
1ゲーム目の終盤においては、
- 自分が相手より点を取っている
- 競り合っている
- 相手が自分より点を取っている
のいずれかによって対応を変えます。サーブ番、レシーブ番別に場合分けすることを忘れずに。
基本的には以下のとおりです。
自分が相手より点を取っている場合
相手は自分の戦い方に対応できていない可能性が高いため、今までの戦い方を続けて押し切ってしまいます。
競り合っている場合
一部戦い方を変えて点を取りにいきます。まだ使っていない自分の得意技(特にサーブ)を相手の弱点にぶつけていくことが有効です。
相手が自分より点を取っている場合
競り合っている場合より戦い方をはっきり変えて点を取りにいきます。相手の得点パターンを待ち、それをつぶしていくことも有効です*1。
但し、3-9など大きくリードされた場合は、逆転を狙うことより次ゲーム以降の戦いを有利に進めることを重視するとよいでしょう。
例えば、自分が攻撃型、相手がカット型で、相手のカットの変化に十分対応できていないときは、安定性重視のカット打ちでコースを絞ってラリーを続け、カットの変化を見極めてしまうことが有効です。
*1:相手がバックストレートへの回り込みドライブで点を取っているなら、それを待ってフォアクロスにブロックするなど(互いにラケットハンドが同じ場合)。