TTmemorandumのブログ

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理由はわからないけど...(2)股関節を外旋させて構えるとスイングが速くなる(ように感じる)

股関節の外旋とは、太腿の前面を外側に向ける動作を指します。こんな動作です。

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卓球において、股関節を外旋させていると思われる構えをいくつか示します。

石川佳純選手、平野美宇選手

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陳夢選手

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股関節をあまり外旋させていないと思われる構えを示します。

加藤美優選手

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上の平野選手、陳夢選手の構えと比べていただきたいのですが、加藤選手の構え、特に左脚の構えは、膝頭がより正面を向いていることから、股関節が比較的外旋していないと思われます。

フォアドライブへの適用

股関節の外旋をフォアハンドに取り入れてみました。フォアドライブ時に股関節を外旋させた状態でバックスイングをとると、スイングが速くなるように感じます。例えば、この写真

のように*1右脚の股関節を外旋させた状態で、太腿の後ろ側(ハムストリング)の張りを感じながら、右脚で体重を支えるように意識してバックスイングをとるときです*2

このとき、右膝の曲げ伸ばしは意識していません。少なくとも、意識的には膝を曲げても伸ばしてもいません。

理由(メカニズム)ははっきりしませんが、これでスイングが速くなるように感じます。

*1:2022/1/16 右足の股関節を外旋させた状態を紹介する写真としては適切でないので、写真とともに削除しました。

*2:スタンスはここまで広くなくてよいです。