筆者は、数年来フォアハンドサーブのトスが安定せずに困っていました。ボールを載せた手を上げようとすると、真っ直ぐ上がらず、ボールがどこに飛んでいくかわからないのです。
エンドラインより手前側でずれるだけならまだ対応できても、エンドラインより相手側に行ってしまうと、どうしようもありません。
後述するように、あるやり方でトスが安定したのですが、この機会にトスを安定させる方法を調べてみました。簡単にまとめておきます。
1. 手(腕)だけでトスを上げない
よく聞くのが、手(腕)だけでトスを上げるのはダメということです。
手(腕)だけでトスを上げないようにする方法は、以下の2つに大別できます。
1-1. 膝(の屈伸)を使ってトスを上げる
膝(の屈伸)を使ってトスを上げると安定するそうです。例えば、こちらや、こちらや、こちらのページを参照ください。
7年以上前のぐっちぃさんの動画
でも紹介されています。
1-2. 上体を起こしながら投げ上げる
「ボールを投げ上げるときは、腕だけで行うのではなく、上体を軽く起こしながら行う」というものです。こちらを参照ください。
林昀儒選手の投げ上げサーブ
は、これに当てはまると思います。
2. 肘、前腕、手首と一緒に手の平を上げるようにする
ここからは手、腕の使い方です。
肘、前腕、手首と一緒に手の平を上げるようにするとボールを真上に上げやすくなるそうです。
手首をできるだけ動かさない、肘から手(ポール(原文ママ))、指まで一つの直線になるようにし、この直線全体でボールをトスする、ということも述べられています。
こちらを参照ください。
3. トスを思い切って上げ、フリーハンドを思い切って下げる
フリーハンドを思い切って下げていなかったので、中途半端に手に密着してしまい、ボールがうまく上がらなかったそうです。
こちらを参照ください。
筆者の場合
筆者の場合は、膝の屈伸を使ってトスを上げていたのですが、トスが安定しませんでした。
ある日、知らないうちにトスが安定するようになった日がありました。
その時の状態を観察したところ、前足(右利きの場合は左足)に体重をかけ、膝の屈伸を使わずに上体を起こしながらトスを上げていました。
それ以降は、このやり方を続けています。
(たぶん次回に続く)