前回、 ttmemorandum.hatenablog.jp 安定したトスを上げる方法として知られているものをいくつか紹介しました。
その際、いろいろな選手のトスを上げ方を動画で見てみました。
下半身に注目すると、トスの上げ方は、
- 構えるときに、足を揃えるか前後に広げるか
- 投げ上げるときに、膝の伸展を使うか否か
で4種類に分類できます。
1-a. 足を揃えて膝の伸展を使う
(例)He Zhi Wen選手 youtu.be 、ぐっちぃさん(前回紹介済)
1-b. 足を揃えて膝の伸展を使わない
(例)水谷隼選手 www.youtube.com 、林昀儒選手(前回紹介済)
2-a. 足を前後に開き膝の伸展を使う
2-b. 足を前後に開き膝の伸展を使わない
(例)林高遠選手 youtu.be
膝の伸展を使うなら両脚の力を使いましょう
膝の伸展に注目すると、足を揃えるか前後に広げるかに関わらず、
- 膝の伸展を使って投げ上げる人は、両脚の力を使っている
ように見えます。(He Zhi Wen選手、ぐっちいさん、(前足への荷重がやや強そうですが)カルデラノ選手)
両脚の力を使うことによって、体の上方向への動きが安定するのでしょう。
筆者の場合は、はっきりと前足に荷重して構え、主に前脚の力で膝を伸展させていたので、前脚のみが力を出すことになって体が安定せず、トスが安定しなかったようです。
膝の伸展を使ってトスを上げるなら、両脚の力を使いましょうというのが、今回の結論です。