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MP関節を曲げて握る(2)

前回

ttmemorandum.hatenablog.jp

の続きです。

今回は海外の選手について、MP関節を曲げて握っているかどうかを見てみましょう。

ティモ・ボル選手は、MP関節を90°位に曲げて握っています。

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ティモ・ボル選手ほどではないですが、王楚欽選手も、結構MP関節を曲げて握っています。

王楚欽選手

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これに対し、馬龍選手、カルデラノ選手は、あまりMP関節を曲げずに握っているように見えます。

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カルデラノ選手

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私見

MP関節の曲げ具合の強さ順に、

  1. 吉村真晴選手、丹羽幸希選手、ティモ・ボル選手
  2. 王楚欽選手、水谷隼(元)選手
  3. 張本智和選手、馬龍選手、カルデラノ選手

の3つのグループに分類できそうです。

特に、1, 2のグループと3のグループとの間には、見た目ではっきりとした違いがあります。

ただ、その違いが選手のパフォーマンスにどのように関連するかは、はっきりとしません。

また、1, 2のグループは吉村選手を除いて全員左手でラケットを握っているのに対し、3のグループは全員右手でラケットを握っています。

もっとも、今回はMP関節の曲げ具合がはっきりわかる一流選手の写真を抽出したに過ぎないので、調査範囲を広げると別の傾向が見られるかもしれません。

今の時点でいえるのはここまでです。