TTmemorandumのブログ

卓球上達のためのヒントを提供します

2019-01-01から1年間の記事一覧

フォアサーブの出し方のポイント(3)ラケット内部を中心とした回転運動

3番目に、ラケット内部を中心とした回転運動についてです。 卓球のサーブを出すときに、手首を動かしてボールに回転をかけるように教わった人は多いと思います。この場合、ラケットは、手首の関節*1を中心に回転します。 また、同じスイングでボールの回転…

フォアサーブの出し方のポイント(2)インパクト前後の脱力

2番目に、インパクト前後の脱力についてです。 「運動エネルギーの移し替え(重い胴体から軽いラケットへ)」ができると、手指の力でラケットを加速しなくても、ラケットは高速で動きます。さらに言えば、インパクト前に手首、肘、肩を脱力しても、十分に速…

フォアサーブの出し方のポイント(1)運動エネルギーの移し替え

まず、1番目の運動エネルギーの移し替え(重い胴体から軽いラケットへ)について記載します。 基本的なイメージ ラケットの速度を上げる原動力として、主に、体全体+ラケットの運動エネルギーを使います。 重い体幹部(+腕+ラケット)を少し動かして比較…

フォアサーブの出し方のポイント(0)概要

卓球界でサービスの名手として皆さんが思い浮かべるのは、今では水谷選手、吉村選手、台湾の林昀儒選手などと思いますが、私が真っ先に思い浮かべるのは、スウェーデンのワルドナー選手です。 www.youtube.com ワルドナー選手のフォアサーブの特徴は、打球ま…

対戦相手を偵察するときの留意点 (3)偵察対象以外を見ない

以前、「対戦相手を偵察するときの留意点」の中で、「いざ試合を偵察すると散漫な見方になってしま(う)」という話をしました。 ttmemorandum.hatenablog.jp この問題の解消に役立ちそうな情報を入手しました。 それは、偵察対象だけを見て、偵察対象が対戦…

対戦相手を偵察するときの留意点 (2)

前々回、「対戦相手を偵察するときの留意点」として、 ・自分が得意な技術 ・自分が(偵察対象の選手の戦型に対して)良く使う技術 に対して、偵察対象の選手がどのように対応するかを把握することを記載しました。 ttmemorandum.hatenablog.jp 他の留意点と…

自分の得意技にこだわりすぎない

試合のときには、まず自分の得意な技術を軸にして戦い方を決める人が多いと思います。その戦い方がうまくいくこともありますが、相手がその技術への対応が得意であったり、自分の調子が悪かったりして、思うように点が取れないこともあります。 思うように点…

対戦相手を偵察するときの留意点

卓球の試合のときに、相手の出方を把握したうえで自分の出方を決めることについて、前回触れました。 ttmemorandum.hatenablog.jp 相手の出方の把握は、試合の中で行うことに加えて、可能であれば、試合の前に相手の試合や練習を偵察し*1、その結果に基づい…

「だれがだれに何をしているのか」を常に自分に問いただしてみろ!

これは、元テニスプレーヤーのブラッド・ギルバート氏*1が、大学生時代にコーチからよく言われていた言葉です*2 テニスも卓球も、試合のときに、相手の出方を把握したうえで自分の出方を決めることが勝利への近道でしょう。そうはいっても、実際に試合になる…

ラケットの重量バランスの測定方法(簡易版)

まえがき 私はシェークハンドラケットを使い、ドライブを多用するのですが、ラケットによってドライブの振りやすさが全然違うのですよね。 ラケットをとっかえひっかえしながら自分の動きを観察したところ、その原因は、ラケットの重量バランスにありそうだ…

はじめに

12歳で卓球を始めて、はや20年以上がたちました。 その中で気づいたこと、考えたこと、考えたけれど答えが出ていないことなどについて記していきます。