全日本選手権が終わりました。伊藤美誠選手は、パリ五輪女子シングルスの代表権を得ることができませんでした。
そして、その後のインタビュー
での発言を非難する人たちもいます。
この記事を書いている時点で、伊藤選手は、2月の世界選手権の団体メンバーに入っています。ただし、パリ五輪の3人目の選手はまだ決まっていません。
こんな状況で、筆者が感じたことを伊藤選手へのメッセージとしてまとめてみました。
まずはゆっくり休みましょう
全日本選手権後の伊藤選手のインタビューを見て、読んで、思ったのは、今は大事なことを決めたり発信したりするときでは無いということです。
また、パリ五輪の3人目の選手に選ばれたとしても、コンディションの面で十分に戦えないことは、東京五輪を戦った本人が一番わかっていると推察します。
3人目の選手に選ばれたとしても、選ばれなかったとしても、ここは休んで(選ばれたら辞退して)心身の回復に努めてほしいです。
いままで日本女子卓球界を先頭に立って引っ張ってきたのですから、まとまった休みをとるのがよいのでは。スポンサーさんも、きっと理解してくれるはず。
今年の日本代表の試合は、伊藤選手との切磋琢磨を通じて力をつけた仲間たちに任せてしまいませんか。
選手生活を続けるなら
しっかり休んで、もし選手生活を続けると決めたなら、信頼できる大人とさらに協力して取り組む姿を見たいです(「さらに」がポイントです)。
試合中の戦い方の決定にせよ、何にせよ、自分一人でできることには限りがあります。
周りに信頼できる人を得て、その人たちの力も借りられると、より充実した選手生活を送れることでしょう。
オリンピックのシングルス金メダルに再挑戦するなら
パリの次のロサンゼルス五輪(2028年)のときに伊藤選手は27歳。
東京五輪(2021年)で金メダルを獲得したときの陳夢選手は27歳。
年齢は問題にならないと信じています。
最後に
好き勝手なことを書いてきましたが、あと2つ追加します。
いち卓球愛好家として、伊藤選手には、ここからの復活劇を期待してしまいます。
さらに、大魔王ではなく、七福神の一人(一神?)として、日本卓球界に福を呼び込む存在になってくれたら、いうことはありません。
でも、こんなことは二の次、三の次です。まずはゆっくりと休んでほしいです。