TTmemorandumのブログ

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対戦相手を偵察するときの留意点

卓球の試合のときに、相手の出方を把握したうえで自分の出方を決めることについて、前回触れました。

ttmemorandum.hatenablog.jp

 

相手の出方の把握は、試合の中で行うことに加えて、可能であれば、試合の前に相手の試合や練習を偵察し*1、その結果に基づいて行っておく(相手の出方を予測しておく)ことが普通でしょう。

 

私もこの偵察を行いますが、いざ試合を偵察すると散漫な見方になってしまい、試合開始までに戦い方を決められなかったことが多々ありました。こんなことにならないように、偵察の着目点は決めておかないとだめですね。

 

着目点はいくつかありますが、特に、

・自分が得意な技術

・自分が(偵察対象の選手の戦型に対して)良く使う技術

に対して、偵察対象の選手がどのように対応するかを把握するようにしています。あわせて、偵察対象の選手がその対応を苦手にしているか否かも把握します。

 

例えば、自分が平野美宇選手のように巻き込みサーブを得意としているなら、偵察対象の選手が巻き込みサーブに対してどのように対応するか、その対応を苦手にしているか否かを把握します*2

 

というのは、自分が得意な技術(・良く使う技術)を使って戦い、調子を上げていく試合運びをすることが多いためです*3。これらの技術に対して相手がどう対応するかを把握し、狙いを決めておくことにより、スタートダッシュしたり、読みが外れて自分にミスが出ることを減らしたりできると考えています。

*1:試合当日に対戦表をもらったら対戦しそうな相手を確認して、自分と対戦する前の試合を見る、など。

*2:偵察対象の選手の対戦相手のラケットハンドと、自分のラケットハンドが同じ場合。

*3:試合終盤で得点する確率を上げるために、得意なサーブを試合終盤まで取っておくような例外はあります。