試合の状況を把握するときに気を付けることは、サーブ番とレシーブ番とを分けて把握することです。
意外と多いのが、サーブ番でうまく点を取っているのに、レシーブ番で連続失点すると、次のサーブの組み立てをそれまでと変えてしまうことです*1。これは、往々にして相手を有利にしてしまいます。
自分のサーブは、自分が自由に出すことができます。このため、サーブ番では、自分のゲームプランに沿って試合を進めやすいです*2。同様に、相手のサーブは、相手が自由に出すことができます。このため、相手が自分のゲームプランを壊すようなサーブを出してくることは、珍しくありません。
このような違いがあるため、サーブ番でどのサーブを出して何が起こったか、レシーブ番でどのサーブを出されて何が起こったかを分けて把握することが大切です。そして、例えばレシーブ番で連続失点しても、サーブ番で点を取っているなら、サーブの組み立ては変えないことです。その次のレシーブ番の対応を変えましょう。