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卓球における戦い方(7)試合運び-立ち上がり

それでは、試合の開始~終了まで、時系列に沿って代表的な試合の進め方を記載します。

試合の立ち上がり

試合の立ち上がりでは、予め決めたパターン(以下、パターン1)を試し、そのパターンが有効かどうかを判断します。

パターン1は、自分の長所を生かしたもので、事前の偵察結果に基づいて決めることが好ましいです。相手の情報を事前に集められなかったときは、利き腕、用具、フォームのくせなど、試合前の練習でわかる情報に基づいてパターン1を決めます。

パターン1が有効なとき

有効であれば、パターン1を中心にして点数を取りながら、相手の短所・長所に関する他の情報が正しいかどうかを確認するために、他のパターンを試します。そして、有効なパターン、有効でないパターンの情報を集めます。

パターン1が有効でないとき

有効でなければ、パターン1に固執せず、他のパターン(パターン2、3等)を試して有効なものを探します。そして、有効なパターンがあれば、それを中心にしながら、有効なパターン、有効でないパターンの情報を集めます。

その際、事前の分析では有効だったが、試してみて有効でなかったパターン1も再度試します。最初にパターン1がうまく行かなかった場合でも、たまたまうまく対応されただけというケースもあるため、複数回試すことが好ましいです。