TTmemorandumのブログ

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卓球における戦い方(6)異なるラリーにおけるパターンの組み合わせ(試合運び)

3つ目は、異なるラリー間で打球orパターンを組み合わせて点を取りに行く戦い方です。
(以下、「打球orパターン」をまとめて「パターン」と記載します)

これは、駆け引き、試合運びに対応すると思いますので、今後は、異なるラリーにおけるパターンの組み合わせ方のことを試合運びと呼ぶことがあります。

どのパターンを中心にして戦うか

試合前に相手を偵察するなどして相手の情報を持っている場合、試合開始前にまず考えるのは、どのパターンを中心にして戦うかでしょう。考え方は2つに大別できます。

  1. 自分の長所を使う
  2. 相手の短所を突く

最も優先するのは、自分の長所を相手の短所にぶつけることです。つまり、1、2の両方を満たすパターンを中心にして戦い始めます。

自分の長所を相手の短所にぶつけられないときにどうする?

しかし、このパターンが見つからない場合があります。

例えば、自分も相手も上回転系のサーブから上回転のラリーが得意で、下回転に対する攻撃が苦手という場合、自分の長所(上回転系のサーブ・ラリー)で相手の短所(下回転に対する攻撃)を突くことはできません。

このときは、まず自分の長所を生かすことを考えます。自分の長所で相手の強くなさそうなところを突いて、展開を有利にすることを狙います。