TTmemorandumのブログ

卓球上達のためのヒントを提供します

卓球における戦い方(5)ラリー内の打球の組み合わせ(=パターン)で点を取る

卓球における戦い方というと、これ(ラリー内での打球の組み合わせ)のことを思い浮かべる方が多いことでしょう。

例えば、相手が、

  • 裏面を使わないペンドラなら、バックハンドの威力・安定性がフォアハンドより落ちることが多いので、相手のフォア側を突いて相手をフォア側に離してからバック側に打球を集め、バックハンドをつぶす。
  • 粒高なら、自ら回転・スピードを作り出すことが難しいので、ナックル性のロングサーブを出し、変化の少ないレシーブを3球目で強打する。
  • 左利きなら、...。*1

パターンの具体例は様々な本などに紹介されていますので、記載を省略します。

大切なことは、相手の戦型別、用具別、利き腕別に基本パターン(効果がありそうなパターン)をあらかじめ決め、使えるようにしておくことです。できれば、それぞれに対して2種類のパターンを使えることが好ましいです。

なぜ基本パターンをあらかじめ使えるようにしておくことが大切か

試合では相手の弱点を突くことが勝利への近道です。しかし、毎回毎回相手の弱点に応じて個別にパターンを考えるのでは、考えるのが大変で、使うパターンが決まる前に試合が終わる恐れがあります。

また、せっかくパターンを考えても、自分がそのパターンを使ったことがなければ、うまく実行できないかもしれません。

そこで、相手の戦型別、用具別、利き腕別に基本パターンをあらかじめ決め、使えるようにしておくことで、

  • それを使って試合を始めることで、試合の立ち上がりを有利に進める。
  • 試してみて効果があるなら、試合中にそのパターンを中心に戦い続けて試合全体を有利に進める。*2

ことの確率を上げるためです。

*1:自分が右利きの場合。

*2:普段から使っているパターンであれば、うまく実行できることでしょう。