TTmemorandumのブログ

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卓球における戦い方(11)2ゲーム目以降の戦い方(優勢のとき/劣勢のとき)

前回、ゲームのインターバル*1の使い方について記載しました。

ttmemorandum.hatenablog.jp

今回は、2ゲーム目以降の戦い方について記載します。
まずは基本的な考え方です。

優勢のときは戦い方を変えない

優勢のとき=相手より多く得点しているとき、とします。
なぜ得点しているかを相手の状況別にざっくり分類すると、こんなところでしょう。

  1. 相手は失点パターンに気づいていない
  2. 相手は失点パターンに気づいているが、技術的に対応できていない

どちらにしても、自分が戦い方を変えると、相手はそれに応じて戦い方を変えてきて、状況が悪くなってしまうおそれがあります。
このため、優勢のときは戦い方を変えないのが基本です。

劣勢のときは戦い方を変える

劣勢のとき=相手がより多く得点しているとき、とします。
有効な戦い方を1ゲーム目に発見できていればその戦い方を使います。
発見できていなければ、それまで試していない戦い方を使います。

ゲームが始まってから考えるのは難しいので、新たなゲームが始まる前に考えをまとめておきましょう。

得意なパターンに固執しない

自分の得意なパターンを使ったけど調子が出ずにゲームを落とした場合に、次のゲームでもそのパターンを使い、調子が出るまで待つ戦い方があります。

しかし、特に(7ゲームスマッチではなく*2)5ゲームスマッチでは危険です。仮に調子が出ずに2ゲーム落とすと、そこからの挽回が難しくなります。
相手の得点を減らす戦い方をしながら少しずつ調子を上げていく方が、敗戦のリスクを少なくできるでしょう。

*1:「ゲーム間のインターバル」だと、「ゲーム間の間」という妙な意味なので、この言い方はやめました。

*2:7ゲームスマッチでも危険な例を、ttmemorandum.hatenablog.jpに書いています。