TTmemorandumのブログ

卓球上達のためのヒントを提供します

「足」の蹴りが大切?(3)(副題:卓レポの記事を読むときの注意点)

前回の記事

ttmemorandum.hatenablog.jp

の続きです。

本題から少しそれますが、前回予告した、卓レポの記事を読むときの注意点について触れます。

疑問に思ったこと

前回最初に紹介したページの水谷選手の連続写真

https://www.butterfly.co.jp/takurepo/tech/item/kiwameru27-03.jpg

の上から3番目の写真には、「左足の蹴りを使ってスイング」と書かれています。

しかし、このページ及びページ中の動画で、水谷選手が、「左足の蹴りを使ってスイング」すると言っていることは確認できませんでした。

同様に、前回2番目に紹介したページの戸上選手の連続写真

https://www.butterfly.co.jp/takurepo/tech/item/togami06-03.jpg

の上から2番目の写真には、「右脚で床を強く蹴る」と書かれています。

しかし、このページ及びページ中の動画で、戸上選手が、「右脚で床を強く蹴る」と言っていることも確認できませんでした。

卓レポの記事を読むときの注意点

注意深く読むと、卓レポの「極める」等の記事には、本人が語っていない(と疑われる)内容が書かれていることがあります。*1

おそらく、選手が語る形式の記事で選手の言葉として書かれていない内容は、その選手が語った内容ではないでしょう。

漫然と読んでいると、選手が語っていないことを、その選手が語っていたと誤解することがありますので、注意が必要です。

卓レポさんへの要望

貴重な情報を提供していただいていることに常々感謝しております。

その情報を私たちの仲間(卓球愛好家)に適切に伝えるために、選手への取材に基づいて技術記事を執筆する際には、選手が語ったことと、貴サイトの考えとをより明確に分けて示してはいかがでしょうか。

特に、『勝つためのテクニックを達人がレクチャーする「究める」シリーズ』であれば、読み手は、記事に書かれたテクニックはすべてその達人が語ったテクニックであると理解することでしょう。

そこで、

  • 達人が語ったテクニック以外は書かない。又は、達人が語った以外のテクニックについて書くなら、分かり易い注意書きをつける等により、達人が語っていないテクニックであることを明確に示す。
  • 達人が語ったテクニックしか書いていないなら(疑ってごめんなさい!)、書き方を統一するなどの方法で、すべて達人が語ったテクニックであることをより明確に示す。

等の対応をしていただけると、より貴サイトの意図通りに内容が伝わると思います。

...

ここまでで思いのほか字数を使ってしまいました。次回は、本題に近い内容について書く予定です。

*1:この回の記事の注釈にも、同じような内容を書きました。