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親指と人さし指か、中指~小指か(5)(劉偉さん)

前回

ttmemorandum.hatenablog.jp

の続きです。もう少し時代をさかのぼってみます。

1996年アトランタオリンピック女子複準優勝の劉偉さん。

www.youtube.com

上の動画によると、現役引退後は北京大学に進学し、教育学の博士号を取得しています。

同じく現役引退後に北京大学に進学した丁寧さん

www.nittaku.com

も、劉偉さんと同じような道を歩むのでしょうか。

本題のラケットの握り方については、上の動画で次の内容を説明しています。

实战中握拍手指的运用:

1、横板正手拉弧圈球及攻球, 触球时大拇指一定要用上力。

2、横板反手发力时,大指和食指能起到把控板型和方向的作用。

3、中指无名指小指在正手拉弧圈触球一刹那一定要有一个抓握感。

deeplによる日本語訳を一部修正した内容はこちら。*1

実際の指の使い方

1、シェークハンドのフォアハンドドライブ及びフォアハンドロングでは、ボールに触れるときは親指を使う。

2、親指と人差し指は、シェークハンドのバックハンドに力が入っているとき、ラケットの形?と方向をコントロールする役割を果たすことができる。

3、フォアハンドドライブでボールを触るときは、中指、薬指、小指はしっかり握らなければならない。

親指と人さし指でラケットをコントロールすることは、閻安選手も説明していました。

ttmemorandum.hatenablog.jp

まとめ

ここまで5名の(元)中国選手について紹介しましたが、中指~小指について説明しているのは劉偉さんだけです。打球時に中指~小指をしっかり握るとのこと。

とは言え、ここまでの調査結果をみると、中国選手は親指~人さし指派が多いといえそうです。

*1:一部しっくりきませんが、中国語に詳しい人に修正してもらいたいです。