TTmemorandumのブログ

卓球上達のためのヒントを提供します

バックハンドを上から見ると (3)

卓球のバックハンドを上から見るシリーズの続きです。

前回はこちら。 ttmemorandum.hatenablog.jp

張本選手についても、連続写真風の絵で見てみましょう。

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これらを見ると、前々回の記事 ttmemorandum.hatenablog.jp に書いた、

張本選手も、肘の動きの始点が体幹部の横に近く、肘を前に動かして打球しています。
また、手首から先は振っていますが、肘はペンホルダーのバックプッシュのように突く動きをしています。

のイメージがつかみやすいでしょう。

なお、バックスイング時に手首が大きく手のひら側に曲がっています(2~3枚目の絵を参照)が、ラケットは、そこから前腕の延長線上に来る程度まで振られていて、フォロースルーでも手の甲側には返っていません。(4~5枚目の絵を参照)。

この手首の動きの原動力は、主に運動連鎖によるものと推測します。

これだけ大きく手首が動きながら、適切な打点でボールを捉え、安定して打球できるのはすごいことです。