TTmemorandumのブログ

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グリップを深くして先端重心のラケットに代えたらフォアハンドが振り抜けるようになった話

最近の練習で気づいたことです。

いままで

筆者はシェークハンドの攻撃型ですが、比較的手元重心のラケットを使い、手の中でグリップが若干遊ぶくらいの感じで握っていました。

ラバーを貼った状態のラケット重量のバランスは、

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の測定方法で、バランス値が1.42程度のものです。最近は先端重心のラケットが多いのですが、それを使うとフォアハンドのスイングが崩れてしまうので、手元重心のラケットを使っていました。

また、手の中でグリップが若干遊ぶくらいの感じで握っていたのは、主にフォアハンドの振り抜きをよくするためです。

困っていたこと

手の中でグリップが遊ぶと、上腕の動きがラケットに伝わるまでににライムラグが生じて、腕を振ってもラケットがすぐには動かないように感じます。このため、バックハンドを速いピッチで打つことが難しくて困っていました。

一方、親指と人さし指の間&中指がブレードの縁に当たるくらい深く握れば、この遊びがなくなり、速いピッチに対応しやすくなります。しかし、このように握ると、特にフォアハンドが振り抜けなくなり、打球の威力が落ちてしまいます。

解決策

そこで、ラケットを先端重心のラケットに代えてラケットの先端が走りやすいようにするとともに、グリップを深くして手の中の遊びをなくすことで、フォアハンドが振り抜ける状態のまま、速いピッチでバックハンドを打てると考えました。

条件

ラケットは、バランス値が1.62程度のものを使いました。

試した結果

そうしたら、バックハンドは、ある程度期待通りの結果になりました。

さらに、予想していなかったことですが、フォアハンドのスイングが変わりました。

もともと肘の曲げ伸ばしが大きく、腕を一生懸命振ってる感が見てわかるスイングでした。が、撮影した動画を見ると、上の癖がかなり消え、バランスの良いスイングになっていました。

加えて、フォアハンドの打球の威力が増し、動いて打つことが容易になりました。

理由はまだわかりません。