TTmemorandumのブログ

卓球上達のためのヒントを提供します

MP関節を曲げて握る(4)

この話題の最初の回

ttmemorandum.hatenablog.jp

に、グリップに遊びがあるために、前腕のスイングがラケットの加速につながっていないことを問題視していました。

一連の話の最後に、この問題がどうなったかを紹介します。

筆者の場合

筆者の従来の握り方は、あまりMP関節を曲げることを意識していない握り方で、指のPIP関節(第2関節)を主に曲げていました。

これをMP関節(第3関節)を曲げて握るように変えたことにより、以前は

  • 手関節(手首)→MP関節→PIP関節→ラケット

の3段階で伝わっていた力が、

  • 手関節(手首)→MP関節→ラケット

の2段階で伝わるようになった印象があります。

また、PIP関節を曲げて握っていたときに感じていた、ラケットを振り始めるとMP関節が少し緩む(伸びる)感覚が減りました。

結果として、前腕のスイングがラケットの加速につながりにくい感じは減りました。

それとともに、バックフリックのように短時間でラケットを振るスイングがやりやすくなったように感じます。