TTmemorandumのブログ

卓球上達のためのヒントを提供します

動画撮影の活用

最近は練習時間の確保が難しいので、今まで以上に練習のテーマを明確にして、そのテーマを達成できるように取り組んでいます。

より具体的には、

  1. 練習しない日にどの技術をどのように改善するかを考え、
  2. 練習日に実際に試し、
  3. うまくできたか、イメージ通りにできたかどうかをチェックし、
  4. できたならそれを定着させる。できないなら1に戻る

の繰り返しです。

自分のプレーを動画撮影

ここで役に立っているのが、自分のプレーを撮影した動画を見ることです。撮影には、スマホ+三脚を使っています。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/T/TTmemorandum/20220213/20220213181907.jpg

(注)画像は、三脚を使って動画撮影をするイメージを示すものです。

筆者も含め多くの人の場合、自分がイメージする動きと現実の動きとが大きく違うようです。これを知るためだけでも、動画撮影をして、動きをチェックする意義があります。*1

このチェック(上述した3のチェック)の結果に応じて、1の改善の方向性を決めます。

一流選手の練習動画と比較

さらに、最近は一流選手の練習動画を容易に視聴できます。この練習動画を撮影した位置にカメラ(スマホ)を置き、同じ内容の練習をして動画撮影をします。

そして一流選手の練習動画、例えばこれ

www.youtube.com

と撮影した動画とを比較します。

同じ位置から撮影しているので、両者の違いが一目瞭然です。

無駄な動作、癖のある動き、動き出しのタイミングの違い、体幹部と腕との連動の様子の違い等々が、なんとなくでもわかります。

比較のための工夫

ただし、比較に使うには、一流選手の練習動画は、球速も動きも速すぎます。このため、体の使い方を比較するには一工夫が必要です。

具体的には、一流選手の動画の再生速度を遅く(例えば75%に)して*2、自分の球速・動きの速さと近づけると、比較しやすくなります。

おわりに

筆者が自分のプレーの撮影を始めてからまだ2年に満たないですが、上に書いたチェックに使うだけでも、本当に役に立っていると思います。

撮影を始めるにあたり、2000円程度の三脚を新たに購入しましたが、それだけの価値はありました。

今よりもうまくなりたい人にお勧めです。

*1:練習時間中の台につけないときに、それまでの練習を撮影した動画を見て、フィードバックをかけることもあります。

*2:Youtubeであれば、設定(画面右下の歯車マーク)→再生速度→所望の倍率を選択、又は、設定(画面右下の歯車マーク)→再生速度→カスタム→●印をスライドさせて調節