TTmemorandumのブログ

卓球上達のためのヒントを提供します

バックハンドのときの体の向き

シェークハンドのバック側を表ソフトにしてから2年以上経ちました。バックハンドのうち、上回転に対するブロックや軽打は安定してきました(本人比)が、ツッツキ打ちや強打がうまくできません。

伊藤美誠選手や木原美悠選手のバックハンドの動画と自分の動画を見比べると、当然いろいろ違います。が、あまりに違いすぎて、何を真似たら強打できるようになるかがわかりません。

あるとき、バックスイング時の体の向きに問題があるのではと思いました。相手の打球の飛球線に対して体の正面が直交していることが、強打できない原因ではと。

バックブロックを安定させるためにこのようにしていましたが、この構えだとラケットを加速させることが難しいです。

そこで、バックスイング時の体の向きを少しだけ、たぶん頭上から見て10度くらい左側に向けて、若干ボールの右側に体を入れるようにしてみました(ラケットハンドは右です)。そうしたら、今までの苦労が嘘のようにボールを強く叩けるようになりました。

これで少し上達できるかも。

ただ、強く叩けるようになったのですが、そのメカニズムがさっぱりわかりません。単にラケットに力を加えやすい体の向きになったというレベルを超えている感触です。

一流選手の場合

関連して一流選手の動きを見てみました。

今回見たのは、東京2020張本智和選手。試合直前の対戦相手との練習です。

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頭上から撮影した画像を加工し、連続写真風にしています。

青線は相手打球の飛球線。赤線は両肩を結んだ線、つまり体の正面を示す線です。

こう見ると、打球前には飛球線に対して右側を向いている体の正面(赤線)が、打球に向けて左回転して飛球線に対して垂直になり、さらに左回転したところでインパクト。最終的に、飛球線に対して少し左向きになっていることがわかります。

上述した筆者の感覚とは違って、上半身を左方向に回転させながら打球しているように見えます。

これと自分の動きとを比較したいのですが、頭上から撮影できないのが残念。