TTmemorandumのブログ

卓球上達のためのヒントを提供します

打法共通

伸ばす/縮める

前回の記事 ttmemorandum.hatenablog.jp で、前後軸周りの回転についてちょっと気になる点があると書いたので、その話をします。 軸のイメージをつかみやすくするために、前々回、前回に続き、ゴルフダイジェスト社のWebページにある図を示します。 前後軸周…

「弾く(はじく)」とは(2)

前回ttmemorandum.hatenablog.jpの続きです。 卓球界での使用状況 「弾く」の卓球界での使い方を見てみましょう。 若宮三紗子さんの場合 例えば、VICTASアドバイザリースタッフの若宮三紗子さんは、表ソフトのバックハンド軽打 www.victas.com のポイントと…

「弾く(はじく)」とは

ミート打ちについて調べているときによく目にしたのが、「弾く(はじく)」という言葉です。 そこで、改めて卓球界での「弾く」の定義を調べてみました。 結果は、、、定義らしきものを見つけられませんでした。 「弾く」の一般的な意味 そこで、「弾く」の…

スイングのメカニズムについて調べてみた(1)

昔から謎に思っているのが、なぜ一流選手はコンパクトなバックスイングで威力あるバックハンドを打てるのだろうということです。 最近の例をあげると、伊藤美誠選手 Embed from Getty Imageswindow.gie=window.gie||function(c){(gie.q=gie.q||[]).push(c)};…

「股関節を外旋させて構えるとスイングが速くなる(ように感じる)」の続き

前回ttmemorandum.hatenablog.jpの続きで、股関節を外旋させて構えるとスイングが速くなる(ように感じる)のはなぜだろうという話を、少し調べてみました。 記事『「脱・手打ち」のスイング改造術 Vol.5』 卓球王国2020年4月号で中澤鋭コーチが股関節…

理由はわからないけど...(2)股関節を外旋させて構えるとスイングが速くなる(ように感じる)

股関節の外旋とは、太腿の前面を外側に向ける動作を指します。こんな動作です。 卓球において、股関節を外旋させていると思われる構えをいくつか示します。 石川佳純選手、平野美宇選手 Embed from Getty Imageswindow.gie=window.gie||function(c){(gie.q=g…

ラケットを速く振るほど速い球を打てる、わけではない?

一般に、ラケットを速く振るほど速い球を打てると言いますが、これが常に正しいのかどうかを疑問に思っています。その内容について書いてみます。 球を打つこと 卓球の場合、手に握ったラケットでボールを打ちます。球を打つことは、ボールという物体とラケ…

インパクトでグリップを「ぎゅっ」と握るか?(3)

前回、前々回のまとめです。 サンプルが16名*1と少ないので、打法別に分けずに、ざっくりと見てみます。 『インパクトでグリップを「ぎゅっ」と握るか?』の調査結果 本題の『インパクトでグリップを「ぎゅっ」と握るか?』について、力を入れて握ると明言…

インパクトでグリップを「ぎゅっ」と握るか?(2)

前回ttmemorandum.hatenablog.jpの続きです。 バックハンド 基本的な打法 シェークハンドとペンホルダーに分けます。 シェークハンド 『スイングはひじを支点とした前腕の動きをメインとして、手首はリラックスさせ、スイングに合わせて柔らかく使うのが良い…

インパクトでグリップを「ぎゅっ」と握るか?(1)

打球の威力を増すためにインパクトでグリップを「ぎゅっ」と握るということが書かれている卓球関係のWebページを、ちらほら見かけます。 これに関連する記事を書こうとしていたのですが、その前に、インパクトでグリップを「ぎゅっ」と握るという意識が上級…